サラリーマンをブラック企業から守るブログ

現役社畜の社労士試験合格者が、社畜仲間を守るために書いてます。

休日に電話をかけてくる会社

こんにちは、うつわたです。

 

今回のテーマは、

 

『休日に電話をかけてくる会社』

 

です。

 

休日といっても、色々種類がありますが、

今回の場合は『休日(法定休日)』についてです。

 

 

今日は楽しい日曜日。

朝から買い物に出かける準備をしていたところ、

 

…ケータイに着信。

 

…相手は会社。

 

 

『あの備品、どこにある〜?』

『○○社の担当者から電話あったんだけど〜』

 

 

こんな経験、ありませんか?

 

 

親切心から電話を取って

 

『あそこにありますよ〜』

 

なんて答えてあげたり、

 

はたまた電話に出ないと怒られる恐怖心から

『あ、ありがとうございます…すぐにこちらから折り返し連絡します。』

 

なんて言ってしまったり。

 

せっかくの楽しいお休みが台無しですよね。

 

 

 

いいですか、まず前提として、

 

基本的に、サラリーマンには、

 

『自分がいなければ仕事が進まない』

『自分しかわからない、できない仕事がある』

 

こんな仕事はありません。

 

 

 

あるのだとしたら、それは以下のどちらかです。

 

 

1:自分でないとできないと思い込まされている

2:自分でないとできないという環境に酔っている

 

 

1は、会社に洗脳されて、都合のいい奴隷になっている。

2は、自分の不在時のリスクヘッジができないのを棚に上げて、『必要とされる自分』に酔っている。

 

 

といった具合です。

 

 

Aさんがいなければ、Bさんがわかるように。

Bさんがいなければ、Cさんができるように。

 

 

 

日頃から、緊急時や不在時の対応ができるように、組織レベルでも個人レベルでも考えて、属人化しないような手段や手順を整えておくのが、会社組織で働く人が身につけるべきスキルです。

 

しかし、あろうことか会社がこれを放棄し、あたかも当然のように休みの日に連絡してくるというブラックなパターンは枚挙に暇がありません。

 

 

法律的な観点で言うと、休日は、『労働者が労働義務を負わない日』のことです。

 

休日には、働く義務が無いんです。

 

とすれば、電話に出る義務もありません。

 

出ずにスルーして、何事も無かったかのように翌週出社しましょう。

 

 

万が一、出ろと言われたら、

それは業務なので、

 

 

時間外電話対応手当(例え対応案件が無かったとしても、毎月固定の手当として支払われるべき手当)

 

 

実際に対応した時間ぶんの時給×1.35 (休日割増)

 

を請求してください。

 

 

詳しい話はまた綴りたいと思います。

 

とにかく、社員の善意や弱みに付け込んで、過大なサービスや奉仕を要求する会社に負けないでください。

 

 

 

今日も一人でも多くのサラリーマンが救われますように。