サラリーマンをブラック企業から守るブログ

現役社畜の社労士試験合格者が、社畜仲間を守るために書いてます。

面接で『妊娠の予定はありますか?』と聞く会社

こんにちは、うつわたです。

 

本日のテーマは、

 

面接で

 

『妊娠の予定はありますか?』

 

『お子さんの予定はありますか?』

 

と聞く会社です。

 

これね、まず、

何をおいても、まず、

 

 

セクハラ

 

 

ですから!!!

 

 

 

採用したのにすぐ産休&育休。

採用したのにすぐ退職。

 

 

これが企業にとって痛いのは、よーくわかります。

 

新規採用者は育成にも時間がかかりますし、欠員している期間、ヒト、モノ、カネの兼ね合いで、どのようにカバーするのかも悩みの種です。

 

しかし、

 

面接というのは、圧倒的に、候補者が不利な立場です。

 

答えなければ落とされるかも…

予定ありません!って言わないと採用されないかも…

 

そんな候補者の立場に付け込んで、プライベートの最たる内容を聞き出そうというのは、下衆の極みです。

 

法律でも勿論、こうした採用面接での質問は禁止されています。(『男女雇用機会均等法』に抵触。)

 

 

 

また、たまに類似の問題として、会社で上司や先輩から、

 

『今は妊娠しないでね。』

『子供が欲しいなら、○月から○月の間は避けてね、繁忙期だから。』

 

のように、妊娠や妊活の時期まで指定されるようなケースもあり、これもセクハラであるのは勿論、個の侵害です。

 

人が子孫を残したいと思うのはごく普通のことであり、また、タイミングも自由に選ぶ権利があります。

 

育児介護休業法は、そうした権利を保護し、働く人のプライベートと仕事の両立に寄与するための法律です。

 

本来であれば、こんな失礼かつ非常識な質問をしてくる企業は、こちらから願い下げたほうが良いのですが、どうしても、という方は…

 

 

堂々と、こう言い放ってください。

 

『ハイ、コウノトリのご機嫌にお任せしております。』

 

皇太子殿下のウィットに富んだ、素敵なお言葉ですよね。

 

 

今日も一人でも多くのサラリーマンが救われますように!